機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシアとは?
消化管粘膜や全身に器質的異常がないにも関わらず、消化管の機能異常をきたし、腹部症状を呈する疾患のことを指します。
悪性疾患ではないですが、日常生活に影響を与えることが多いため、継続的な治療が必要な病気です。
詳細な原因については現在も研究中ですが、ストレス、心理的異常、食生活の乱れ、睡眠不足、遺伝的要因、急性胃腸炎罹患後、胃酸の影響、内臓の知覚過敏などが原因として考えられています。
機能性ディスペプシアの症状
慢性的な心窩部痛、食後の胃もたれ、早期腹満感(食べ始めてすぐおなかいっぱいになってしまう)吐き気といった上腹部症状がメインです。
機能性ディスペプシアの治療
① 生活習慣の改善
十分な睡眠をとる、過度なストレスを避けて生活する、暴飲暴食を避けて野菜の摂取を行う、適度な運動(1日30分以上の有酸素運動が目安)などの生活習慣の見直しが必要です。
② 内服治療
胃酸の分泌を抑えるPPIというお薬が有効です。
日本で開発された世界初の治療薬であるアコファイドというお薬も使用されています。
漢方薬(六君子湯など)の併用も有効であるとされています。
病態に応じて適切な投薬治療を行います。
※現行の保険制度において、アコファイドは初回処方時に必ず上部消化管内視鏡検査が必要なため、オンラインで初回処方は出来ません。事前に他の医療機関で上部消化管内視鏡検査を受けた上での、継続処方のみ対応しております。
機能性ディスペプシアとオンライン診療
機能性ディスペプシアは継続的な治療が大事です。
もし、医療機関が近くになくて定期的な通院が出来ない、仕事が忙しくて通院に十分な時間を割けないという方は
当院の早朝夜間オンライン診療をご利用ください。
症状に応じた適切な治療をご提案させていただきます。
当院は処方だけではなく、生活習慣の見直しに関するアドバイスも積極的に行っております。
皆様の御来院を心よりお待ちしております。
機能性ディスペプシアで
お悩みのときは
「オンラインちよクリ」へ