過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)とは?

消化管粘膜に器質的異常がないにも関わらず、消化管の機能異常をきたし、腹部症状を呈する疾患のことを指します。

日本人の10人に1人が罹患していると言われており、悪性疾患ではないですが、日常生活に影響を与えることが多いため、継続的な治療が必要な病気です。

原因としてはストレス心理的異常食生活の乱れ、遺伝的要因、腸内細菌叢の乱れ、急性胃腸炎罹患後、食物アレルギーなどが挙げられ、詳細な発症機序については現在も研究がなされています。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)の症状

腹痛、腹部不快感、下痢、便秘が主な症状で下腹部症状がメインです。排便により腹部症状は軽快し、心理的ストレスで悪化します。

下痢が主体の下痢型、便秘が主体の便秘型、下痢と便秘を繰り返す混合型の大きく3タイプに大別されます。

過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群(IBS)の治療

① 生活習慣の改善

過度なストレスを避けて生活する、暴飲暴食/脂っこい食べ物/カフェイン類/香辛料を避けて食物繊維の摂取(1日20gが目安)を行う、適度な運動(1日30分以上の有酸素運動が目安)などの生活習慣の見直しが必要です。

② 内服治療

主に高分子重合体(コロネルなど)、整腸剤を治療薬として使用します。
下痢型では5-HT3拮抗薬(イリボーなど)、便秘型では上皮機能変容薬(リンゼスなど)も使用します。
消化管運動機能調節薬や抗コリン薬も治療の選択肢に上がります。

上記治療でコントロール不良の場合は、抗うつ薬を使用することもあります。
食物アレルギーが疑わしい場合は抗アレルギー薬も検討します。
病態に応じて適切な投薬治療を行います。

過敏性腸症候群(IBS)とオンライン診療

過敏性腸症候群(IBS)は継続的な治療が大事です。

もし、医療機関が近くになくて定期的な通院が出来ない、仕事が忙しくて通院に十分な時間を割けないという方は
当院の早朝夜間オンライン診療をご利用ください。
症状に応じた適切な治療をご提案させていただきます。

当院は処方だけではなく、生活習慣の見直しに関するアドバイスも積極的に行っております。
皆様の御来院を心よりお待ちしております。

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