高尿酸血症/痛風
高尿酸血症/痛風
高尿酸血症/痛風とは?
血液中の尿酸値が7.0mg/dLの状態を指します。
わが国では推定患者数は、1000万人超と言われていますが、健診などで高尿酸血症の指摘はあるも投薬治療をされていない患者さんも多く、その現状が問題視されています。
遺伝的な背景に生活習慣が加わることで発症すると言われており、ビールを含むアルコールの飲みすぎ、魚卵やレバーなどのプリン体を多く含む食材の摂りすぎ、肥満、ストレスなどが原因と言われています。
高尿酸血症/痛風の症状
基本的に無症状ですが、尿酸値が高い状態を放っておくと関節内に尿酸塩が析出し、激烈な痛みを生じる痛風発作を引き起こします。
痛風発作は足の親指の付け根、足の甲、足首、アキレス腱、膝など下肢の関節によく起こります。
痛風発作は10日程度で軽快すると言われていますが、炎症が強い症例では長引くこともあるので注意が必要です。
「風が吹くだけでも痛む」というくらいの激痛を伴う痛風ですが、さらに病状が進行すると慢性腎臓病に至り、最悪の場合には透析導入となる可能性もあります。
また、同じように激痛を伴う尿路結石の原因となることも知られています。
高尿酸血症/痛風の治療
① 痛風発作の治療
NSAIDsと呼ばれる痛み止めをできるだけ早く十分量内服します。
発作がひどい場合にはステロイド薬を内服することもあります。
また発症12時間以内であればコルヒチンと呼ばれる薬剤も有用です。
患部を可能であれば心臓より高い位置に挙上し、冷却、安静を保ちます。
② 高尿酸血症の治療
尿酸値が高い状態を放っておくと、痛風発作を引き起こすだけでなく慢性腎臓病のリスクも高まるため、健診などで指摘された場合は速やかな治療が必要です。
尿酸生成抑制薬、尿酸排泄促進薬などがあり、病態に応じて適切な投薬治療を行います。
生活改善も必要であり、飲酒を控えたり、魚卵やレバーなどのプリン体の摂取を控えたり、ダイエットをする必要があります。
高尿酸血症/痛風とオンライン診療
高尿酸血症/痛風は継続的な治療が大事です。
もし、医療機関が近くになくて定期的な通院が出来ない、仕事が忙しくて通院に十分な時間を割けないという方は
当院の早朝夜間オンライン診療をご利用ください。
症状に応じた適切な治療をご提案させていただきます。
当院は処方だけではなく、生活習慣の見直しやダイエットに関するアドバイスも積極的に行っております。
皆様の御来院を心よりお待ちしております。
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